【コロナ禍の図書室事情 ~お悩み編~】
2学期も始まってすっかり秋だね~
本を読むのが好きな君にとっては「読書の秋」ぴょんね!
うん! でも、今は学校の図書室の本をおうちに持って帰れないんだよね・・・
うん。新型コロナ感染症予防対策で、去年の1学期から図書室の本は校舎外に持ち出してはいけないルールになっているよ。でも、図書室の本を借りて学校で読むのはOK。図書室もふれあいルームも、座席の間隔をしっかりあけて座るようになってるぴょん!
※席を間隔を開けるための工夫をしています。
それなら安心だね。でも、図書室の本にウイルスが付いてたりしないか心配だなぁ。
図書室を利用する前後には、子どもたちはしっかり手洗いをしているよ。それから、休み時間に返却された本は2日間置いてから本棚に戻すことになっているぴょん。
※緊急事態宣言下では休み時間閉館
あとね、きはだ学級では、一度読まれた本は1ページ 1 ページ支援員さんが消毒してくれてるんだって!
手間のかかる作業なのにありがたいね。でも、確かに本を2日間置いたり、消毒をしてくれたら不安感は減るけど、それだと読みたい本をすぐに読めないんじゃないかな?
よく言った!
うわぁ、びっくりした!校長先生、
突然現れないでよー。
私たちが困っているのは、まさにそこなんだ。家庭に図書室の本を持ち帰れなかったり、貸し出しまでの待機時間があることで、子どもたちの読書時間が減ってしまっていることに心を痛めているんだよ。
だけど他に解決策はないんでしょ?
一ついい方法があるんだけど、公立の小学校には決められた予算があってね。何でも簡単に購入できるわけではないんだ。
そういえば、お金のことで、PTAでも悩んでいることがあるって聞いたぴょん!
え⁈もしかして、活動資金が足りなくなっちゃったとか?
ううん、その逆!コロナ禍で思うように活動ができなくて、繰越金がたくさん出そうなんだぴょん。
え、でもお金がいっぱい余るのっていいことでしょ?
うーん、そうでもないんだ。これは、今年度のPTA会員と「楽しいことを分かち合えていない」という結果でもあるぴょん・・・
そっかぁ。じゃぁ、PTAの繰越金を使って、子どもたちが豊かな読書体験を取り戻せるようにしたらいいんじゃない?
いいね!それ大賛成!
そうだね。松沢小のPTA会則第二章では、「児童の教育を理解し、教育環境の整備に協力する」と活動目的を定めているよ。子どもたちの学びの機会を守るために、PTAとして何かできることはないかと考えるのは、価値のあること。ここまでの話をより詳しく知りたい人は、下に載せた資料を読んでほしいぴょん!
第2回へつづく!