7月26日(月)「わくわく体験教室」が開催されました。「わくわく体験教室」は、学校運営委員会が毎年夏休みに実施しているサマースクールです。
2019年度は40の講座が催され、800名を超える児童が参加しました。しかし、今年度は感染対策の観点からテーマを絞り、開催時期を分散させながら行うこととなりました。
その第一弾が、今回の「うさ松うちわを作ろう!」です。うさ松は松沢小学校の公式キャラクター。松沢小一番の人気者です。
事前に学校運営委員3名が、各クラスの参加者数に応じた作成キットを準備しました。うちわのキットは3点。シール紙には、うちわの形状にそってカット線が入っています。
1.うさ松が印刷されたシール紙
2.「М」マークのシール紙
3.うちわの骨
すぐにでもうちわを使いたくなるような夏空のもと、1年生から6年生まで184名の児童が参加しました。各クラスに保護者ボランティアの方々が入り、児童が持ってきた参加証と材料費と引き換えに、うちわのキットを渡していきます。
うさ松のイラストは、この日初披露された夏限定バージョンです。浴衣にスイカ、風鈴、そして花火と、夏の風物詩が詰めこまれたデザインに子どもたちの目が輝きます。さて、ここまでご覧になった皆さんはお気づきでしたでしょうか?うさ松が持っているうちわの模様は、もう一枚のシール紙のデザインの「M」マークと同じなんです。
ボランティアの方から作成の手順を聞いて、子どもたちはまず色塗りから取りかかります。浴衣は何色にしよう?「М」マークの中にも絵を描いてみようか?子どもたちはそれぞれに工夫を凝らしながら、約40分間、集中して色を塗っていました。
色塗りが終わったらシールを台紙から剥がし、片面ずつうちわ骨に貼っていきます。子どもたちは息をひそめ、剥がしたシールを慎重に骨のアーチ部分に沿わせて貼っていました。
低・中学年のクラスでは、ボランティアの保護者が子どもたちの席を巡回し、上手に貼れるよう手伝う姿が見られました。
こうして、ついに完成した手作りうちわ。世界に一つだけのオリジナルうちわを手にして、子どもたちは大喜びです。様子を見に来た担任の先生を一生懸命あおいだら、余りの寒さに先生は凍えてカチンコチンになってしまいました。
まだまだ暑い日が続いていますが、浴衣姿のうさ松が、今日もどこかで涼しい風を子どもたちに送っていることでしょう。学校運営委員会の皆さま、お手伝いくださった31名の保護者ボランティアの皆さま、どうもありがとうございました。