11月6日(土)に、松沢小PTA家庭研修委員による家庭教育学級が開催されました。開催報告とアンケート結果をお知らせします。
家庭教育学級とは?
世田谷区ではPTAに委託する形で、家庭教育学級を開催しています。保護者、地域、学校の協力のもと、家庭の教育力の向上を目指すことが目的です。松沢小PTAでは家庭研修委員が担当しています。
今年度の共通テーマ
教育委員会と学校と家庭が課題を共有、連携して取り組めるように、毎年、共通のテーマが設定されています。2021年度共通テーマは、前年度に引き続き「子どもの心とからだの健康」と「子どもたちの今を知る」です。
二度目の講演、親野先生
松沢小PTAでは、教育評論家の親野智可等先生を講師にお招きしました。親野先生には、2017年の家庭教育学級で「叱らなくても子どもは伸びる~目からうろこの子育てと家庭教育~」というテーマでご講演していただいています。
前回が大変好評でしたので、今回も楽しみにしていらした保護者の方も多かったのではないでしょうか。テーマは「子どもを伸ばしたい!その時に親ができること」です。
初のZoom開催
新型コロナウイルスの感染状況を考慮し、本校の放送室からZoomで配信しました。親野先生の穏やかで明るい語り口に引きまれ、1時間半があっという間に過ぎていきました。
55名の保護者の方々がご参加くださり、アンケート回答数も25件と、たくさんの声が寄せられました。
講演会のアンケート結果
親野先生のお話には、「しからなくてすむ工夫」や「あきらめる」という黄金の言葉、「やる気スイッチは人それぞれ」といった心に残るキーワードがたくさんあり、アンケート回答者が「救われた」「前向きになれた」と満足していました。
また先生は、データや裏付けに基づいて、子どもの存在そのものを肯定したり、子どもに共感したりすることの大切さをアドバイスされていました。その結果、すべてのアンケート回答者が、この家庭教育学級が今後の子育てや親子関係に役立ったと答えていました。
まだまだ知りたいことたくさん!
ご意見・ご要望には、親野先生の続編やコロナ禍での子育て、SNSとの付き合い方などが寄せられました。次の講演会の参考にさせていただきます。
家庭研修委員では、家庭での子育てのヒントとなるような講演を毎年企画しています。来年度も開催予定ですので、どうぞお楽しみになさっていてください。